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京城生まれ。早稲田大学第二文学部英文科卒業。ＮＨＫのディレクター時代に書いた「幻覚の地平線」で作家デビュー。一九七九年、『血と黄金』で角川小説賞（第六回）、『黄金の罠』で吉川英治文学新人賞（第一回）を受賞。ＳＦ、冒険小説、ハードボイルド、シミュレーション小説と執筆は広範囲に及ぶ。九一年、父田中英光の生涯を描いた『オリンポスの黄昏』を上梓。著書に、『大いなる逃亡』、「処刑捜査官シリーズ」など。

日本推理作家協会賞・江戸川乱歩賞データ

候補作・受賞作