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台湾生まれ。都立港工業高校中退後、スチールカメラマン、ルポライター、広告制作会社経営を経て作家になる。一九八九年小説ＣＬＵＢ新人賞受賞。一九九一年「本多の狐」で第二回時代小説大賞受賞。主作品に「黎明の風」「竜の見た夢」「江戸闇小路」「乱の裔」「峠越え」などがある。一九八八年に東京を脱出してログハウスを自作する。以来ログづくり・家具づくりの合間に小説を執筆している。