一般社団法人日本推理作家協会

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柏田 道夫

  • 現会員

かしわだ みちお

柏田 道夫

  • 1953 ~

会員情報

本名同じ、1953年生まれ。出身地は東京八王子だが、兵庫県城崎郡日高町、鹿児島市で育つ。19歳の時より東京、今に至る。青山学院大学文学部日本文学科を卒業。西部流通グループのサラリーマン生活は一年半しかもたず、今でいうフリーターになる。シナリオライターを志望し、スクールに通いながら物語について研究を重ねる。82年に大映の企画シナリオコンクールの企画部門で入選、自身でシナリオも書くが、諸般の事情でついに映画化はされなかった。編集の仕事を経てフリーライターに。雑誌の記事や単行本はもちろん広告のコピーからラジオのスクリプト、ビデオの台本、漫画の原作など、何でも書いた。90年頃から小説家を志す。94年に「小説CLUB」新人賞を『大道剣・飛蝶斬り』で佳作受賞。95年に「歴史群像大賞」を『桃鬼城伝奇』で大賞受賞(歴史群像新書)。「オール讀物推理小説新人賞」を『二万三千日の幽霊』で受賞。小説家としては、時代ミステリーの世界を追求したいと思っている。北九州の劇団青春座の座付き作家として戯曲を書き、青山のシナリオ・センターで脚本家養成のための講師も勤めている。著書に『ドラマ別冊・エンタテイメントの書き方』(映人社)、『疾風独楽』(徳間書店)など。「公募ガイド」の『実践・シナリオ教室』も好評連載中。数多くのコンクールへの挑戦と挫折、受賞経験から、誰にも負けないノウハウを持っていると自負している。発想の源泉とストレス解消は映画。今でも年間に130~150本の映画をちゃんとお金を払って映画館で見る。生涯で観た映画は4000本近いと思う。