会員名簿 物故会員 にわ せいし 新羽 精之 1929 ~ 1977 会員情報 長崎県佐世保市生れ。同志社大学中退。 一九五九年、夏木蜻一名義の「炎の犬」が「宝石」懸賞の候補に。六二年、「進化論の問題」で第三回宝石賞を受賞。独自のブラックユーモアが利いた作品や、佐世保在住らしい「日本西教記」「天童奇蹟」などの九州の風土を生かした作品が特徴的。七七年、初の長編「鯨のあとに鯱がくる」を刊行。ほかに「火の鳥」「実験材料」「卑弥呼の裔」など。