会員名簿
- 物故会員
なかぞの えいすけ
中薗 英助
- 1920 ~ 2002.4.9
会員情報
福岡県生まれ。北京に遊学して現地邦字紙記者となり、中国在留九年。一九五〇年「近代文学」に拠り『彷徨のとき』連作。六一年『密書』六二年『炎の中の鉛』(改題『無国籍者』)六三年『密航定期便』によりスパイ小説の草分け。八〇年エッセイ集『闇のカーニバル』で日本推理作家協会賞。一方、九一年『北京飯店旧館にて』で第四四回読売文学・小説賞。更に、九五年『鳥居龍蔵伝』により第二二回大佛次郎賞。又、ノンフィクション作品に『何日君再来物語』等。
2002年4月9日没
日本推理作家協会賞・江戸川乱歩賞データ
候補作・受賞作
- 第34回日本推理作家協会賞 評論その他の部門
- 『闇のカーニバル スパイ・ミステリィへの招待』 [ 受賞作 ]
- 第17回日本推理作家協会賞
- 『密航定期便』 [ 候補作 ]