会員名簿
- 物故会員
にき えつこ
仁木 悦子
- 1928 ~ 1986
会員情報
東京生れ。胸椎カリエスによって仰臥生活となり、家庭で学習した。
一九五〇年代より童話を執筆。五七年に「猫は知っていた」で最初の公募の江戸川乱歩賞を受賞、ベストセラーに。さらに「林の中の家」「刺のある樹」など、仁木雄太郎・悦子の兄妹探偵が活躍する爽やかな推理小説を発表。八一年に「赤い猫」で日本推理作家協会賞短編部門を受賞。ほかに「枯葉色の街で」「冷えきった街」「青じろい季節」など。
日本推理作家協会賞・江戸川乱歩賞データ
候補作・受賞作
- 第34回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『赤い猫』 [ 受賞作 ]
- 第29回日本推理作家協会賞 長編部門
- 『青じろい季節』 [ 候補作 ]
- 第28回日本推理作家協会賞
- 『灯らない窓』 [ 候補作 ]
- 第25回日本推理作家協会賞
- 『冷えきった街』 [ 候補作 ]
- 第12回日本推理作家協会賞
- 『かあちゃんは犯人じゃない』 [ 候補作 ]
- 第11回日本推理作家協会賞
- 『粘土の犬』 [ 候補作 ]
- 第3回江戸川乱歩賞
- 『猫は知っていた』 [ 受賞作 ]