会員投稿

イスラエル軍によるガザ侵攻について

柳広司

 会員皆様御既承の通り昨年10月27日に開始されたイスラエル軍によるガザ侵攻は、国連総会での圧倒的多数による停戦決議案可決(12月12日。日本も賛成)にもかかわらず、年を越した1月29日現在、いまだ停戦に至っていません。それどころか、イスラエル政府は「国際社会のサポートの有無にかかわらず、我々は攻撃を続ける」と声明を発表してガザの民間施設や難民キャンプでの掃討戦を続行、2万人を超える民間人犠牲者(内、子供が1万人以上)を出しているとの報道です。
 先のロシア軍によるウクライナ侵攻の際、日本推理作家協会は日本ペンクラブ、日本文藝家協会とともに「国際法違反である」として共同で抗議声明を発表しました。
 イスラエル軍によるガザ侵攻も、いまや明らかな「国際法違反」の状況です。
 代表理事、理事会におかれましては、先の声明発表同様のアクションをご検討頂きたく、提言申し上げます。