会員名簿
- 物故会員
おおつぼ すなお
大坪 砂男
- 1904 ~ 1965
会員情報
東京生れ。東京薬学専門学校卒。
一九四八年、「天狗」「赤痣の女」を発表。奇抜な着想と吟味された文章で注目される。五〇年、「私刑」で探偵作家クラブ賞を受賞。翌年筆名を沙男にしたが、五三年には再び砂男に。ポー文学の継承を目指し、「閑雅な殺人」「愉快な悪人」と短編集をまとめたが、しだいに作品は減り、五〇年代末で創作は途絶えた。探偵作家クラブの幹事長を務める。
日本推理作家協会賞・江戸川乱歩賞データ
候補作・受賞作
- 第9回日本推理作家協会賞
- 『白い文化住宅』 [ 候補作 ]
- 第8回日本推理作家協会賞
- 『外套』 [ 候補作 ]
- 第7回日本推理作家協会賞
- 『胡蝶の行方』 [ 候補作 ]
- 第5回日本推理作家協会賞
- 『虚影』 [ 候補作 ]
- 第4回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『花売娘』 [ 候補作 ]
- 第3回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『私刑(リンチ)』 [ 受賞作 ]
- 第3回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『涅槃雪』 [ 候補作 ]
- 第3回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『黒子』 [ 候補作 ]
- 第2回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『天狗』 [ 候補作 ]
- 第2回日本推理作家協会賞 短編部門
- 『赤痣の女』 [ 候補作 ]