将棋同好会活動報告
2023年12月の会報に載った、将棋同好会再始動とメンバー募集のアツい記事を覚えている方もおられると思います。約半年経ちましたので、同好会の活動報告をいたします。
あれから順調に会員は集まり、現在は老若男女合わせて15名、観る将から有段者まで棋力は様々です。
リアルではなかなか集まれないため、一番多く行っているのはZoomを使ったウォッチパーティーです。これはタイトル戦でもキーになる対局を選び、Zoomにつないで観戦するというもの。毎回盛り上がり、対局が終わると会員同士がネットで対局したり小説論を戦わせたりすることもしばしばです。
オフラインでは、1月と5月に練習会を行いました。
2回目の練習会の模様は『週刊FLASH 6月4日号』(5月21日発売・光文社)に掲載されたので、目にした方もいらっしゃるかもしれません。
この日は出席者が総勢11名と、大盛況でした。
メンバーの四割近くが観る将と初心者という緩い同好会で、人と指すのは初めてという会員もいます。そのあたりのフォローは手厚く、元奨励会員作家の橋本長道さんと、有段者の葉真中顕さん、西上心太さんらが初心者向けの講座や指導対局を受け持ちました。
取材で写真と記事を手がけたカメラマンの野澤亘伸さんは、将棋ルポルタージュの名手であるだけでなく、将棋の腕前もかなりのものです。取材が終わると野澤さんやFLASHの編集長も交じっての練習会になり、そのあとは初めての懇親会(という名の飲み会)でおおいに盛り上がりました。
将棋同好会では、作家・編集者を対象に常に会員を募集しております。
観る将、初心者から有段者まで、それぞれのペースでゆるく楽しめる会です。
主な活動内容はウォッチパーティー、練習会、懇親会、有志での大会参加などです。
会費は特になく、何か費用がかかるときだけ参加者の頭割りになります。
興味のある方は事務局へご一報ください。
(写真・野澤亘伸 文・和泉桂)