ブログ事始め
権田萬治
大学の教師をしていた時に学生にMystery&Mediaというホームページを作ってもらった。しかし、日記以外は自分で更新が出来ず、断続的に書いていた日記も半年ほど前から書くのを止めてしまった。そのせいか、知り合いの編集者と久しぶりに顔を合わせたり、めずらしく教え子に出会ったりすると、「ホームページの日記が最近空白なので、病気で入院してるのかと心配してました」といわれるようになった。
というわけで、生きてる証拠として「六十の手習い」ならぬ後期高齢者の手習いで始めたのがブログ。題して、「権田萬治の〈本の虫〉日記 本と映画とコーヒーと」
このブログが軌道に乗ったら、第二弾として、単行本にしていない新聞や雑誌の連載ものなど五十年以上の自分の評論活動の軌跡を少しでも自力で電子書籍化して残したいと思っている。果たしてそれまで寿命が持つかどうか。ハムレットではないが、それが問題である。