囲碁同好会活動報告
二〇一六年十一月二十九日。竹本健治さんご上京につき、十一月に入ってから二回目の例会が行われました。入れ替わり立ち替わり、十名くらいが参加しました。
前日は某宅で竹本さんを囲み、少し早いクリスマスパーティー兼新人特訓会。豪華な鳥の丸焼き二羽をメインに、盛大に盛り上がりました。いつもよりワインを飲みすぎてしまった私は、午前中に電話で起こされました。
「今から打ちませんか?」
竹本さんからです。シャワーだけ浴びて急いで駆けつけると、ほかにも呼び出された方がいらっしゃいました。いつもどおり、九子置かせてもらって指導碁を受けました。
半年ほど前から地元の囲碁会にも顔を出すようになり、自分では上達したと思っていました。前夜にご指導いただいたときも、血祭りになるほどひどいことにはなりませんでした。
なのに、自爆してしまい、自分の石は大量虐殺され、いつもどおりの無残な結果になってしまいました。「初段とはいわない。目指せ一桁級!」と思っていたのに、まだ十級程度だそうです。
お隣で打っていた方は、竹本さんに勝ちました。始めた時期は私と同じくらいです。ただひたすら、すごいなあと感心していました。
竹本さんは次のご予定のため、早めにお帰りになりました。颯爽と立ち去る師匠の背中に向かい、「いつかギャフンと言わせてやる!」と心の中で叫びました。
その後は、K社OBのY本さんと二局。Y本さんにはお会いするたびにお相手してもらっています。最初は九子置かせてもらっても碁にならないほど差がありましたが、この日は六子に減り、なかなかいいところまで戦えました。振り返りもしていただき、弱点のご指導を受けました。
帰り際には、イラストレーターのにご蔵さんと九路盤でおさらいしながら、おしゃべり。囲碁は難しいですが、ちょっとした休憩がとっても楽しいのであります。
囲碁は二人で行う陣取りゲームですが、一人でパズルを解くように詰碁で遊ぶこともできます。ちょっとでもお気になりましたら、ぜひ打ってみませんか? 囲碁にまったく触れたことのない方でも、ばっちりご指導いたします。