ソフトボール開幕!
快晴に恵まれた三月二十六日(火)、推協ソフトボール同好会は飽きもせず懲りもせず、二十うん回目の開幕を迎えました。桜はほぼ満開。絶好のソフト日和です。
《年年歳歳花相似たり 歳歳年年人同じからず》
というのは有名な漢詩の一節ですが、なぜか《人相似たり》なのが酔狂チーム。ところが今回はなんと二十歳台の新人朝倉宏景氏がゲストとして加わりました。『白球アフロ』というデビュー作のタイトルでわかるように野球小説を書くだけでなく、高校野球経験者でさっそくショートをお任せしました。
第一試合はミステリーズの先攻。鈴峰、延澤、逢坂(2B)、伊東潤と連打が続き幸先よく三点先取。その裏にノーアウト満塁のピンチを迎えたが、野間、高田という徳間書店コンビを打ち取り二アウトまでこぎつけるも奥山、久しぶりの里村@講談社の連打で同点に。
ところが二回表。下位打線に連打が続き一挙七点を奪います。戸田@講談社、野間という鉄壁の三遊間を誇るエディターズですが、左に飛んだゴロが、ことごとく二人のまん真ん中を抜けていくのでは、いかな名手でも抗う術がありません。以降はミステリーズ吉野投手、エディターズ山田投手の力投でそれぞれ三イニング無得点。ミステリーズは六回に四点、七回にも一点を失い二点差まで迫られましたが、継投の妙もあり何とか十一対九で逃げ切り、嬉しい開幕勝利を飾りました。
二試合目は……、まあいつものパターン。先攻エディターズが四点を先行。ところがその裏にミステリーズは六点を奪って逆転。
まあ実戦記はここまででいいでしょう。逢坂さんが痛烈な打球を三塁線に放ったものの走りだした瞬間に肉離れで戦線離脱というアクシデントもあり、動揺したミステリーズは以後無得点。遠慮会釈ないエディターズは二回から四回までに十二点。まあこのへんで勘弁してやろうと、五回以降の攻撃を放棄して、閉幕となりました。
幸い逢坂さんは軽傷で五月の大会には復活の姿を見せるに違いありません。
四月にグラウンドが取れなかったことも、ミステリーズには幸いしたようです。ということで今年も怪我なく……シーズンを乗り切りましょう。
ちなみに初参加の朝倉さんは手堅い守備で大貢献。緩い球になれた二試合目には先頭打者ホームランをかっ飛ばしました。ぜひ会員になってね。
協会員の方、是非ともご参加ください。汗をかいた後の一杯は最高ですよ!