囲碁

囲碁同好会活動報告

出版芸術社 池田真依子

 12月7日金曜日に日本棋院にて囲碁同好会・定例会が行われました。
 囲碁同好会は第一週目の金曜日、正午から夜8時まで開かれ、囲碁初心者から高段者までレベルに関係なく集い楽しく囲碁に打ち込んでおります。
 なぜ、囲碁初心者と高段者が一緒に楽しく参加できるのかというと、竹本健治先生をはじめとした高段者の先生方、先輩方が優しく親切に手ほどきをしてくださるからです。
 また、月に一度新井素子先生のご自宅で初心者の会が開催され、竹本先生の講義や新人同士の対局があるため初心者でも参加しやすい環境があるからだと思います。
 同好会参加からそろそろ2年も経とうというのに、伸びることを忘れている私も見放さず、いつも優しく教えて下さる竹本・新井両先生には大変感謝をしております。
 この日の参加者は、竹本先生、新井先生、羽住さん、専修大学探偵小説研究会の岡田さん、西上さん、スピカさん、原田(出版芸術社)、私の8名でした。高段者の方々が十九路盤で黙々と闘いを繰り広げるなか、参加するたびに囲碁脳が初期状態に戻ってしまう私は小さな碁盤で推協書記局のAさんにお相手をしていただきました。
 和やかな会の途中、突然大きな揺れが起きました。3・11以来の大きな地震です。日本棋院のテレビで状況を確認させていただき大きな被害はないと分かりほっと胸を撫で下ろしたのですが、とても碁を続けられるような心境ではなく、いつもより3時間程はやい散会となりました。
 地震が起きている間、日本棋院に向かっておられた方もいたようですがご一緒できず残念でした。次回はこうしたアクシデントなく開催されることを願っております。