一般社団法人日本推理作家協会

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第78回日本推理作家協会賞翻訳部門候補作ロングリスト

第78回日本推理作家協会賞翻訳部門の候補作ロングリストを次のとおり発表します。(翻訳部門予選委員は、逸木裕、荻堂顕、小山正、沢村凛、降田天(萩野瑛)の5名)
なお、3月上旬の予選会議にて最終候補作(5作)を選定し、5月15日の最終選考会にて最終候補作の中から受賞作を決定する予定となっています。

『動物城2333』荷午、王 小和・著/島田 荘司・訳、講談社(中国語)
『ビリー・サマーズ』スティーヴン・キング・著/白石 朗・訳、文藝春秋(英語)
『ブレグジットの日に少女は死んだ』イライザ・クラーク・著/満園 真木・訳、小学館(英語)
『ミゼレーレ(上下)』ジャン=クリストフ・グランジェ・著/平岡 敦・訳、東京創元社(フランス語)
『ボタニストの殺人(上下)』M・W・クレイヴン・著/東野 さやか・訳、早川書房(英語)
『弟、去りし日に』R・J・エロリー・著/吉野 弘人・訳、東京創元社(英語)
『すべての罪は血を流す』S・A・コスビー・著/加賀山 卓朗・訳、ハーパーコリンズ・ジャパン(英語)
『キル・ショー』ダニエル・スウェレン=ベッカー・著/矢口 誠・訳、扶桑社(英語)
『にせ者が看護師になる方法』アマンダ・スケナンドール・著/佐藤 満里子・訳、原書房(英語)
『ぼくの家族はみんな誰かを殺してる』ベンジャミン・スティーヴンソン・著/富永 和子・訳、ハーパーコリンズ・ジャパン(英語)
『山の王(上下)』アンデシュ・デ・ラ・モッツ・著/井上 舞、下倉 亮一・訳、扶桑社(スウェーデン語)
『サリー・ダイヤモンドの数奇な人生』リズ・ニュージェント・著/能田 優・訳、ハーパーコリンズ・ジャパン(英語)
『失墜の王国』ジョー・ネスボ・著/鈴木 恵・訳、早川書房(ノルウェー語)
『両京十五日(ⅠⅡ)』馬 伯庸・著/泊 功、齊藤 正高・訳、早川書房(中国語)
『アルパートンの天使たち』ジャニス・ハレット・著/山田 蘭・訳、集英社(英語)
『マット・スカダー わが探偵人生』ローレンス・ブロック・著/田口 俊樹・訳、二見書房(英語)
『身代りの女』シャロン・ボルトン・著/川副 智子・訳、新潮社(英語)
『死はすぐそばに』アンソニー・ホロヴィッツ・著/山田 蘭・訳、東京創元社(英語)
『ロング・プレイス、ロング・タイム』ジリアン・マカリスター・著/梅津 かおり・訳、小学館(英語)
『極夜の灰』サイモン・モックラー・著/冨田 ひろみ・訳、東京創元社(英語)
『魂に秩序を』マット・ラフ・著/浜野 アキオ・訳、新潮社(英語)
『ヴァイパーズ・ドリーム』ジェイク・ラマー・著/加賀山 卓朗・訳、扶桑社(英語)
『喪服の似合う少女』陸 秋槎 ・著/大久保 洋子・訳、早川書房(中国語)
『怪盗ギャンビット1  若き“天才泥棒”たち』ケイヴィオン・ルイス・著/廣瀬 麻微・訳、KADOKAWA(英語)
『ターングラス 鏡映しの殺人』ガレス・ルービン・著/越前 敏弥・訳、早川書房(英語)

会報2024年11月号を更新しました

2024年11月号を更新しました。

協会賞・翻訳部門のニックネーム(愛称)募集についてのお知らせ

先に行いました『日本推理作家協会賞・翻訳部門のニックネーム(愛称)募集』では、多数のご応募をいただきありがとうございました。
現在、みなさまから寄せられた案を含めまして、検討委員会にて議論を進めておりますが、決定までに少々時間を要しております。
そのため、当初11月1日に開催いたします〈江戸川乱歩賞・日本推理作家協会賞の授賞式〉でのお披露目を予定しておりましたが、順延させていただきます。
それに伴い、抽選でお送りする記念品の発送も遅れますことをお詫びします。
現時点で、愛称の発表、記念品の発送は、本年12月中を予定しております。
長らくお待たせをいたしまして、大変申し訳ありません。
今しばらく、お待ちください。

(なお、募集は、8月31日をもちまして、締切とさせていただきました。記念品当選者の結果発表は、発送をもってかえさせていただきます)

森村誠一展「小説(ミステリ)」を生きた男の肖像



1970年代まで、日本の文壇の主流を占めていたのは「純文学」であり、ミステリやSFなど娯楽性の高い作品は「大衆文学」として軽んじられてきました。それから半世紀を経た現在、大衆文学は「エンタメ」と呼ばれ、今や日本の文学・出版界の中心を成しているといって過言ではありません。
こうした戦後ミステリの黎明期にデビューし、驚異の執筆ペースと圧倒的な人気によりミステリの地位を押し上げたのが森村誠一でした。大学時代は北アルプスを中心とした登山に明け暮れ、その後、ホテルマンを約10年経験してから作家となった森村にとって「本は売れなければ意味がない」ものであり、時世を反映し、出版社や編集者の需に応え、何より読者の期待に応じて生み出した400タイトルもの作品は、まさに「作家の証明」でした。
本展は森村没後1周年に合わせて開催する回顧展です。森村が作品の中で描いた魅力的な登場人物に焦点を当て、社会の歪みや人間の欲によって引き起こされる事件に向き合う姿に迫ります。また、作家は時代を写す存在だと語り、自らの老いまでも赤裸々に綴り亡くなる直前まで「小説家」でありたいと願ったその実像に迫ります。

開催概要

会期
2024年
10月19日(土曜日)から
12月22日(日曜日)

午前10時から午後5時
関連グッズの販売は
午後4時45分まで

休館日
月曜日(ただし、11月4日は開館)
11月14日(木曜日)
12月12日(木曜日)

会場
町田市民文学館ことばらんど

会場アクセス
JR横浜線「町田駅」
ターミナル口から徒歩8分
小田急線「町田駅」
東口から徒歩12分
神奈川中央交通バス、町田市民バス「まちっこ」
「原町田四丁目」停留所から徒歩2分

自転車での来館
職員通用口側に駐輪スペースが9台分あります。正面入り口側には駐輪スペースはありません。
車での来館
ご利用できる駐車場はありません。
お車でお越しの際は、お近くの有料駐車場をご利用ください。

観覧料
当協会の会員証を受付で提示しますと
入場券をいただけます


一般:600円
高・大学生:300円
中学生以下:無料
10月19日(土曜日)
10月27日(日曜日)
11月3日(日曜日)
は観覧無料

障がい者手帳等をお持ちの方と、付き添いの方1名は、通常料金の半額でご入場いただけます。
手帳等をカウンターにてご提示ください。

また、会期中関連イベントも開催されます。詳しくは公式サイトでご確認ください。
https://www.city.machida.tokyo.jp/bunka/bunka_geijutsu/cul/cul08Literature/tenrankai/morimura.html

会報2024年10月号を更新しました

2024年10月号を更新しました。

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