麻雀

第三十回麻雀大会の報告

小沢章友

 一月二十六日(土曜日)、日本推理作家協会主催による、第三十回めの親睦麻雀大会が開催された。場所はいつものように、銀座一丁目にある「柳」本店。
 午後二時に参加者二十八名が集合し、井沢氏の欠場で、大会委員長を引き受けていただいた大沢在昌氏の挨拶のあと、戦いの火ぶたが切って落とされた。
 四回戦の熱戦がすべて終わり、全二十八人の順位が決まった。優勝者は、最後の四回戦で十万五千七百点という驚異的な点数をあげて、上位ごぼう抜きをはたした山田剛史氏(KADOKAWA)で、栄えある黄金の優勝杯と、一位賞品のNECタブレットを獲得した。
 佐野洋氏を讃えて、女性の最高点者に贈られる「佐野洋杯」は、桃さくら氏が獲得し、女性優勝杯と豪華な美容電気用品がわたされた。
 さらに、二位以下の参加者には、炭酸メーカーや空気清浄機、アマゾンカード、スタバカード、和牛券、高級ウイスキー、ワイン、ヨドバシの電気製品、中村屋のカレーセットなどの賞品が、全員にもれなくわたされた。
 ベストテンは、以下のとおり。一位は山田氏で、合計得点二十一万四千九百点。二位、泉氏(講談社)十八万六千五百点。三位、西上氏十八万二千五百点。四位、小沢十七万八千点。五位、嶋中氏十六万四千点。六位、吉川氏(徳間書店)十五万七千五百点。七位、薩田氏十五万五千六百点。八位、中堂氏(双葉社)十五万三千点。九位、西川氏(講談社)十五万二千八百点。十位、新井氏十五万三百点。