十一月五日、毎年恒例のゴルフ大会を、姉ケ崎カントリークラブで開催いたしました。
　今回もまた、参加者二十二名と小さな規模になってしまったのは残念でしたが、参加者各位の運の強さは相変わらずです。当日は快晴、無風と最高のコンディション。暑くもなく、寒くもなく、秋の日差しを浴びながらの快適なコンペとなりました。
　優勝は会員の桐野夏生さん、準優勝は集英社の江口洋さん、三位は会員の稲葉稔さん。桐野さんは、前月開催された講談社ゴルフコンペでの優勝、紫綬褒章受章とお目出度続き。勢いそのままの初優勝となりました。
　例年同様、各社からは豪華賞品を頂戴し、プレー終了後は表彰式と相成ったわけですが、伊集院静さんからはボール。桐野さんからは高級シャンペンをご提供いただきました。この場を借りて、厚く御礼申し上げます。
　しかし、この大会への参加者が、年々少なくなっているのが幹事としては寂しい限りです。
　特に会員参加者の減少が著しく、今回は僅か六名。ゴルフ人口そのものが減少傾向にあるといわれますから、これも仕方ないことなのかもしれませんが、執筆に励めるのも健康であればこそ。運動不足になりがちな文筆家にとって、ゴルフは最適のスポーツです。推協コンペは、コースデビューの絶好の機会。遠慮は無用です。皆さん、次回は是非奮ってご参加下さるよう、お願い申し上げます。
　今回、姉ケ崎カントリークラブを使わさせていただくに当たっては、同クラブのメンバーでいらっしゃる稲葉稔さんにお世話になりました。カートに設置されたモニターには、全六組のスコアがリアルタイムで表示され、コンペが大いに盛り上がりました。稲葉さん、ありがとうございました。

　なお、成績は下記の通り

優　勝　　桐野夏生
準優勝　　江口洋(集英社)
三　位　　稲葉稔
ブービー　榊原大祐(KADOKAWA）