知人に読ませたかった本
三田皓司
いまはもういない知人に読んでほしかった本をあげてみました。もし読んでいたら、どんな感想をもらえたのでしょうか?
広瀬正さんには、「タイム・リープ」(高畑京一郎)
学校の授業をネタには使ってませんでしたからねえ。
星新一さんには、「アダムス・ファミリー全集」(チャールズ・アダムス)
こんな本が訳されるようになりましたよ。
鮎川哲也さんには、「女王国の城」(有栖川有栖)
推薦していただいた「月光ゲーム」からここまできましたよ。
都筑道夫さんには、「狩場最悪の航海記」(山口雅也)
長編のパスティーシュは書いてなかったですよね?
矢野徹さんには、「折れた竜骨」(米澤穂信)
矢野さんが読んだら『しまった』と思う出来のいいファンタジーミステリです。
野田宏一郎さんには、「スチームオペラ」(芦辺拓)
スペースオペラとは違いますよ。
泡坂妻夫さんには、「奇面館の殺人」(綾辻行人)
最後のネタと折り紙の使い方が気に入ると思いますよ。
柴野拓美さんには、「未来からのホットライン」(星野之宣)
小隈黎名義の訳本がこんなマンガになりましたよ。
小松左京さんには、「天冥の標シリーズ」(小川一水)
「虚無回廊」とちがってちゃんと終わりそうですよ。