麻雀

第二十六回麻雀大会の報告

小沢章友

 一月三十一日(土曜日)、日本推理作家協会主催による、恒例の第二十六回親睦麻雀大会が開催された。場所は、銀座一丁目にある「柳」本店。午後二時に参加者三十二名が集合し、井沢氏の欠場で、大会委員長をこころよく引き受けていただいた大沢在昌氏の挨拶と号令により、戦いが始まった。
 四回戦の熱戦がすべて終わり、集計が行われたとき、前代未聞のことが起きた。最高点をとった人が、ふたりもいたのだ。ぴったり、二十万三千八百点という数字で、ひとりは協会員の鳥羽亮氏、もうひとりは集英社の山田裕樹氏だった。いずれを勝者とするか話し合われたが、公正を期して、じゃんけんが行われ、鳥羽氏の優勝が決まり、栄えある黄金の優勝杯と賞品のiPadを獲得した。
 佐野洋氏を讃えて、女性の最高点者に贈られる「佐野洋杯」は、庄村敦子氏が獲得した。
 ベストテンは、以下のとおり。一位、鳥羽氏と山田氏。三位、権田氏。四位、薩田氏。五位は、庄村氏と小沢が同点。七位、吉川氏(徳間書店)。八位、新井氏。九位、茶木氏。十位、小早川氏。
 なお、この麻雀大会は、来年も一月の最終土曜日に開催される予定であり、われこそはと思われる協会員、賛助会員のかたはふるって参加くださるようお願いしたい。