麻雀

佐野洋記念杯2年連続受賞

庄村敦子

 年に1度の麻雀大会、いろいろな方にお会いするのが楽しみです。毎年、奥様の丸山若子さんと仲良くご参加されていた佐野洋先生とお話させていただき、卓を囲むことが楽しみのひとつでした。
 大会が終わった後、佐野先生ご夫妻、編集者の方と、先生がよく行かれる雀荘で楽しく麻雀をしたこと、編集者のお父様の軽井沢の別荘に泊まり、佐野先生ご夫妻と編集者の方と「割れ目、ドボン、赤ドラ」のルールも入れて、とことん打ったことを懐かしく思い出します。
 2013年4月に先生がお亡くなりになられたときは、寂しく悲しい思いをしました。翌年1月の大会に奥様がご出席され、お顔を拝見した時にはうれしかった。そのときに、奥様の御発案で、女性トップに「佐野洋記念杯」のトロフィーを贈呈することに。栄えある第1回、奥様からトロフィーをいただいたときには、先生ご夫妻との楽しい思い出が脳裏をよぎり、感激で胸がいっぱいになりました。トロフィーをリビングに大切に飾り、先生を偲んでいました。
 今年の戦績は5位。運よく、今年も女性トップとなり、受賞することができました。ありがとうございました。リビングに2本のトロフィーが仲良く並んでいます。
 佐野洋記念杯受賞の名に恥じぬように、一層の精進努力をいたします。最初に参加させていただいたときに比べると、最近は参加者が減ってきているのが残念。奥様をはじめ、会でお会いする皆様にはずっとご参加いただきたいですね。とても楽しい会です。未参加の方はぜひご参加ください。